2026/05/21 13:00

バリオ・リンドはブエノスアイレス出身で現在はベルリンを拠点に活動している音楽プロデューサー、アグスティン・リバルドのソロ・プロジェクト。デジタル・クンビアの名門ZZKレーベルからのリリースやチャンチャ・ビア・シルクイート作品への客演などで頭角を現し、ニコラ・クルースらに続く「エレクトリック・フォルクローレ」の新鋭として注目を集めている。2018年はセカンド・アルバム『Albura』が日本発売され初めてのジャパン・ツアーも敢行、各所で大きな反響を呼んだ。
本作は『Albura』に続くその待望の最新アルバム(通算第3作)。
南米のさまざまなリズムと楽器と郷愁を誘うアンデス直行のメロディと。今回はそこにシンセを随所に盛り込んでディープさとエクスペリメンタルなエッジが2割増し。ベルリン仕込みのフロアへの目配せをビシっときかせクラブ鳴りもさらにバッチリです。ラテン・アメリカの伝統要素とモダンなフロア向けのエレクトロニック音楽というふたつの異世界に血肉を通わせ…という『Albura』で打ち立てたスタイルに不穏なオルタナ感を加えまたも驚きの異郷を構築。
M③「Perfume」のボーカルはウェステのクララ・トルッコ。クアンティックがプロデュースしたアルバムで注目を集めるフィーメール・トリオ、フェミナのメンバーでもあります。M④「Himmel Himmel Blao」に名を連ねるアンディ・オットーはマルチ・カルチからのシングルや安東ウメ子のリミックスで急浮上したドイツの新鋭。M⑥「La Luz」のウアイラはニコラ・クルースのアルバムにも参加、Shika Shikaからのシングルが話題となり期待を寄せられているニュー・フェイス。