ズビグニエフ・プレイスネルは現代ポーランドが世界に誇る作曲家です。

『デカロ－グ』、『秘密の花園』、『あなたと過ごした日に』、『ダメージ』、『男が女を愛する時』、『アバディーン』、『ふたりのベロニカ』、『密告者』、『トリコロール/青の愛』、『恋唄1980』……さまざまな名作映画のフィルムスコアを担当、セザール賞やベルリン国際映画祭などの受賞もあり、映画音楽の世界で揺るぎない地位を確立しています。

その生誕70年を祝う特別な作品『My Life - Preisner’s Music』が登場しました。

ECMレーベルからもリリースのある同郷の気鋭ピアニスト、ドミニク・ワニアがプレイスネルの名曲をピアノ・アレンジ。

映画音楽ならではの情景が思い浮かぶようなメロディをワニアが映像や台詞から解き放ち、シンプルでありながらも深みや余韻のある、まったく新しい音世界を作り出しています。